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ノルウェイの森〈下〉ノルウェイの森〈下〉
(1987/09/10)
村上 春樹

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ほしほしほしほしほしほし5つ

心に残る本というものは、年月を経て、
やっと見せてくれる表情があるんだ。

ワタナベくんは、毎朝三十六回くらいコリコリとねじを巻くらしい。
そして日曜日だけはねじを巻かない。
ちなみに私は毎朝、一日も欠かさず五百八十五回ほどねじを
ゴリゴリと巻いて、やっと生活している。

なんといっても死亡率の高い小説であることに驚かされるわけで。
高校時代初めて読んだ時には、それはもう驚いた。
じゃあ、生きるって何?と悩みまくったものだ。

今となっては、作中、死んでいったものが象徴している感情やら時代やら
若さやら、そういうものを当てはめて気を静めることができるが、
まあ、結論などというものは必要ないものであり、
ただ緑の父の言う、

どこいったって同じだぞ、

というセリフだけが、今の私には微妙にのしかかる。

やはり村上春樹を語る上では、はずせない作品。
読めば読んだ回数だけ、見つけられる何かがある。

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ノルウェイの森〈上〉ノルウェイの森〈上〉
(1987/09/10)
村上 春樹

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ほしほしほしほしほし
あの頃、私は高校生だった

直子
キズキ

生理用品から出る煙
施設

主人公が二十年前を回想し、当時の自分とその周辺に思いを馳せるように
私もこの作品を読んだ時を思い出してみる。

まず、他の作品では(なかなかこんなことはないのだが)、単語、言語の断片が
読み込むにつれて強烈に感覚としてよみがえる

当時は読み終えることに意義があり、いかに人より早く読んでしまうか
ということに意味をもたせた。だから私は誰よりも早くこの本を読んだ。
それはもう、物語を読むというより、氷の上を周りも水に一直線に滑りぬける
子供のような読み方だった、はずだ。

それでもときおり、私の心をゆさぶる単語たちは、そして登場人物たちは
20年たった今読み返しても、その硬い断面を私にぎゅっと押しつけてくる
赤本を読み終わり、宙に浮いている私は、緑本によってどこに着地点を
みつけるのだろう

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