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アブサン物語 (河出文庫―文芸コレクション)アブサン物語 (河出文庫―文芸コレクション)
(1998/09)
村松 友視

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ねこ4つ

猫を飼う、という言い方があまり好きではない。
私自身、一人っ子だった時間が長かったため、一緒に
住んでいた祖母の猫「さんこ」とともに育ち、今思えば
猫に「躾けられ」て生きてきた。
村松友視も、躾けられた、という言葉を猫に使う愛猫家だ。

アブサンという、度の強い酒の名前をつけてもらった猫は
最大7キロまで肥え、21歳で大往生を遂げる。
そのアブサンとの出会いから別れまでを書いた作品。

我が実家の「さんこ」もアブサンと同じように長生きをした。
歯も抜け、掘りごたつの中から外へ出るのも一苦労。
最後は、掘りごたつの、祖母の定位置の真下で、眠るように
息をひきとった。
猫は、死に姿を人に見せない、というが、「さんこ」の
最期の姿は、子供ながらに、荘厳というか、神々しいというか
そんな立派な姿だった。最後の最後まで、いろいろと教えて
くれた猫だった。
アブサンも、村松さんにとって、そんな猫だったようだ。

猫好きなら一度は読んでおきたい作品。

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