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あっと言う間に5月も終わり。
寒かったり暑かったり、天候もめまぐるしければ
政治の世界も大変なことになっています。
何事においても、安定というのは難しいのでしょうかねー。

さて、今月はこちらの16冊を読みました。
☆と数字でお気に入り度を示しておりますが、今月はご覧のとおり
好みの本にたくさん出会うことができました。
2010.05.06 東京バンドワゴン         小路 幸也 ☆5
2010.05.07 孤島パズル            有栖川 有栖 ☆4
2010.05.08 図書館戦争            有川 浩 ☆5
2010.05.10 臨場          横山 秀夫 ☆5
2010.05.11 死神の精度            伊坂 幸太郎 ☆5
2010.05.12 少女        湊 かなえ ☆4
2010.05.14 眠りの森            東野 圭吾 ☆4
2010.05.18 双頭の悪魔            有栖川 有栖 ☆5
2010.05.19 児玉清の「あの作家に会いたい」   児玉 清 ☆5
2010.05.20 絹の変容            篠田 節子 ☆3
2010.05.20 ずっとやくそく       黒柳徹子 鎌田實 ☆5
2010.05.22 東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ   遥 洋子 ☆3
2010.05.24 聖☆おにいさん 5       中村 光 ☆5
2010.05.26 熊を殺すと雨が降る       遠藤 ケイ ☆5
2010.05.26 過保護なくして親離れはない 河合 隼雄 ☆5
2010.05.27 東京バンドワゴン シー・ラブズ・ユー 小路 幸也 ☆5

その中でも、今月のMVPは
死神の精度 (文春文庫)死神の精度 (文春文庫)
(2008/02/08)
伊坂 幸太郎

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熊を殺すと雨が降る―失われゆく山の民俗 (ちくま文庫)熊を殺すと雨が降る―失われゆく山の民俗 (ちくま文庫)
(2006/11)
遠藤 ケイ

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シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン (集英社文庫)シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン (集英社文庫)
(2009/04/17)
小路 幸也

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こちらの3冊に決定です!
また来月もぜひ、お立ち寄り下さいませ。
過保護なくして親離れはない過保護なくして親離れはない
(2005/07)
河合 隼雄

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心理学の先生の言う言葉は、案外「学者さま」的なものが多く、
しっくりこないことが多い。
まして、そういう本を読もうと思っているときには、自分の心に
かなり弱い部分や隙が出来ている時なので、優しくしてほしいのです。

その点、河合先生の言葉は、なんでこんなにしみ入るのだろう。
今回読んだこのエッセイ、前半は講演会の模様を文字におこしたものであり、
後半はいろいろな方からの質問への答えとなっている。

出版されたのが5年前。
私が図書館で借りた初版本は、5年とは思えないボロボロ状態。
いかに助けを求めている親が多いのかわかります。
必ずや購入して子育てバイブルとして大切に読んでいきたいです。


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熊を殺すと雨が降る―失われゆく山の民俗 (ちくま文庫)熊を殺すと雨が降る―失われゆく山の民俗 (ちくま文庫)
(2006/11)
遠藤 ケイ

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本当は、この世には物理的なもの以外はないのかもしれない。
だが、山の動物たちがそうであるように、人間もまた、
自らの力で生存を勝ち取っていく権利があるとはいえ、
他の生物を殺戮しなければならない。
その宿命的な所業に対して深い罪の意識と戒めを課すことは、
大きな意味を持っている。人間だけができる行為でもある。

山人の生き方や暮らしの中には、人間が自然と上手に折り合いをつけて、
その恵みを享受していく知恵や技術が無数にある。
「失われゆく山の民俗」。
だが、失ってはならないものだ。
そういう意味でこの本が単なる昔語りの郷愁や記録ではなく、
あらためて彼らの生き方を学ぶきっかけになれば稚拙ながらも労力の甲斐がある
(文庫版あとがきより抜粋)
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著者はあるとき秩父の山奥で古老の山師から次のように言われた。
「生命ある木を伐ることは罪深いことだ。
 それを忘れちゃいけねえ。
 が、山を守るためには木を伐ることもある。
 それが山師の分際だ」。
もの凄い言葉だ。

著者の遠藤ケイさん。
1998年(平成10年)に、厳しい自然を求めて
新潟県下田村笠堀(現・三条市)に移り住む。
仕事場兼住宅の東屋とドラム缶風呂の小屋を自力で建て、
厳しい自然環境の中での暮らしを実践している。

世界中の厳しい環境に住む人々と同じ空気を吸い、それを文章やイラストにする。
書いていることはかなり具体的なものであり、学術的な本のようにも見える。
でも、なぜこんなに自分は衝撃を受けたのか。

自然が神聖なものであることを忘れているからか。
命がけで毎日を過ごす人々に畏敬の念を憶えたからか。
自然の中の神を崇める心があれば、戦いなんておこらないんじゃないのか。

現代の「知の巨人」松岡正剛千夜千冊で紹介されていた作品。
山に興味があるとか、マタギのことを知りたいとか、そんな欲求が
急に豆粒みたいに思えるほど、どえらいことがこめられた作品。
知らないことを知る喜びにうち震えちゃって下さい!。


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東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ
(2000/01)
遙 洋子

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目立ってなんぼだと思う、この「女性タレント」という
分野は。
この本がベストセラーになった10年前、彼女の目論見は
基本的に当ったといえるだろう。

当時、友人から借りて読んだときの感想は、フェミニズム
なんてくそ食らえ、でした。
アグネス論争も、断然林真理子派だったし。

あれから10年、結婚して子供を産んでわかったことが
たくさんあります。
ここまできて、やっと冷静にこの本を読むことができたな
と思います。なるほど、納得せざるを得ない部分も出てきました。

遙洋子という人を未だに知りませんが、この本のおかげで
上野千鶴子さんのことはある程度理解できたような気がします。
フェミニズムがどのように人類学に挑んできたか。
上野千鶴子を批判する人は、それはもうたくさんいるでしょうが
対等に論理をかわすことができる人はほんの一握りなのでしょう。
これだけ挑み続けることのできる人を、心から羨ましく思います。


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聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)
(2010/05/24)
中村 光

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待ちに待った最新刊!
今回も期待通りの面白さでしたよ。

東京塔(タワー)で、天上界に里心を抱き、
イースターでは、盛り上がりに疑念を抱き、
自転車ネタでは愛馬カンタカが不安を抱く。

目の前で、わけのわからないことを言っている人がいたら
「まずい。バベられた後だ‥」
この言葉を使うことにしなくっちゃ。


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